【パパ育休の本音】取ってよかった!メリット・仕事・収入へのリアルな影響

ペンギンママ

「ねぇ、育休って取れそう?」

ペンギンパパ

取りたいけど、上司になんて言えば…)
(収入が減っちゃうけど大丈夫かな…)

育休は取りたい。でも、職場の雰囲気やお金のことを考えると、なかなか決断できない。

私も同じように悩みました。でも、実際に半年間の育休を取ってみて、今となっては「1年間の取得にすればよかった…!」とさえ思っています。

この記事では、「育休を取るか迷っているパパ」 に向けて、実際に育休を取得した体験をもとに、メリット・不安と対策・職場の反応・収入への影響 をリアルに解説します。

目次

そもそもパパの育休って必要?

「ペンギンパパ」が実感した育休の本当の価値

「育休って、取らなきゃダメなのかな」

私自身、育休を取る前はそう思っていました。子どものお世話をするのはもちろん大事でしょう。でも、「ママのサポートのために必要」という考えが強く、「パパ自身のために育休が必要」なんて思いもしませんでした。

しかし、実際に半年間の育休を取ってみた今では、その考えは180度変わりました。

実は育休の最大の価値は、パパ自身が育児を楽しむ時間を持てること。これは、育休を取る前には想像もしていなかった大きな発見でした。

  • 自分の子どもがこんなに可愛いものだなんて思わなかった!
  • 赤ちゃんの時期だけの、毎日変わる成長を間近で見守る喜びは何物にも代えがたい!
  • 仕事から離れることで、自分自身もリフレッシュ!

仕事に追われていると、どうしても「育児=手伝い」という考えになりがちです。でも、育休を取ると、「手伝い」ではなく「育児の主役」になれる。主役は苦労もありますが、喜びも得られます。 これは、育休を取ったからこそ気づけたことでした。

実は育休は、「産後大変なママのために取るもの」ではなく、「パパが育児を楽しむために取るもの」。そう考えると、育休の必要性がグッと身近に感じられるはずです。

育休を取って感じたメリット

育休を取る前は、「本当に育休って必要なのか?」と私自身、半信半疑でした。でも、実際に育休を取ってみると、それがただの“お休み”ではなく、かけがえのない時間であることに気づきました。

① 子どもとの時間をしっかり取れる

よく言われることですが、新生児期の赤ちゃんは本当にあっという間に成長します。産まれたばかりの小さな手足、はじめての笑顔、夜泣きに奮闘する日々……。この時期に一緒にいられるのは、かけがえのない経験なんです。

私が特に印象的だったのは、娘を初めてお風呂に入れたときのこと。 私はおっかなびっくりで慎重に洗っていましたが、娘は気持ちよさそうな表情を浮かべていて、その顔を見た瞬間、「ああ、こんなにも尊い時間なんだ」と胸がいっぱいになりました。

また、赤ちゃんの成長は想像以上に早く、毎週のように新しい発見がある のも育休を取って実感しました。

  • 目で追うようになったり、手を伸ばしたりする
  • 声に反応して笑うようになる
  • ふとした瞬間にパパを認識してくれる

こうした変化は本当に些細なものですが、毎日一緒にいなければ気づけなかったことばかり。 もし仕事をしていたら見逃していたかもしれないと思うと、育休を取ってよかったと心から感じます。

② 育児スキルが自然と身につく

育休を取ることで、必然的に毎日赤ちゃんのお世話をするので、オムツ替え、ミルク、寝かしつけなどのスキルが身につきます。もちろん最初は戸惑うこともありますが、毎日実践することで自然と慣れていきますよ。

「ママがいないと何もできない…」ではなく、「パパ一人でも育児ができる!」という自信がつくのは、育休を取ったからこそ得られるメリットです。

さらに、仕事復帰後もこのスキルが役立つ のを実感しました。朝や夜の隙間時間で育児のサポートができるようになり、ママの負担を減らすことにもつながりました。

③ 家族の絆が深まる

普段は私も妻も仕事が忙しく、あまりお互いの実家に行くことはなかったのですが、育休期間はお互いの実家へ行く機会が増えました。もちろん、子どもを祖父母に会わせるためです。

我が家は祖父母にとっての初孫だったので、対面したときの感動はひとしお。本当に嬉しそうで、その場にいるだけで「育休を取ってよかった」と実感しました。

さらに、祖父母との関係もより密になり、「たくさん遊びに来てほしい!」と大歓迎モードに。お年玉や差し入れがいつもより豪華になったのは、ありがたい副産物でした(笑)。

④ 仕事を忘れてリフレッシュできる

少し邪道の意見かもしれませんが、育児は仕事とはまったく異なる充実感があります。朝の満員電車に乗らず、パソコンと向き合う代わりに子どもと向き合う生活は、良い意味でリセットになりました。

また、我が家では妻と交代で「育児フリーの日」を作り、お互いが自由に過ごせる時間を確保するようにしました。私はその時間を使って、サウナでととのったり、友人とゲームイベントに参加したり。平日だからこそ、混雑を避けて快適に楽しめるのも嬉しいポイントでした。

「育休=育児だけの時間」ではなく、「家族との時間も自分の時間も大切にできる期間」として活用できたのは、大きなメリットでした。

育休を取る前に感じていた不安と対策

ここまでメリットを語ってきましたが、育休を取る前は、収入の減少や職場の反応、キャリアへの影響など、多くの不安がありました。特に「育休を取ったことで今後の仕事や収入に影響しないか?」という思いが頭をよぎり、なかなか決断できませんでした。

でも、実際に育休を職場に伝える経験してみて、多くの不安は準備次第で解決できるもの だったと感じています。

収入が減るのが不安(給付金の支給タイミングに注意)

育休中は「育児休業給付金」が支給されるため、無収入にはなりません。ただし、満額支給ではない ため、家計には影響が出ます。この収入の減少が1年間続く、と考えるとかなり不安で私は半年の育休にしました。

  • 給付金は給与の67%(6ヶ月後から50%)
  • ボーナスや手当が減る場合あり

対策:収入の減少には事前に貯金をしておくことで対処しましょう

特に注意が必要なのは、育児休業給付金は育休開始からすぐに支給されるわけではない ということです(休んだ期間に対する補填なので、後払いです)。通常、初回の支給は育休開始から3ヶ月後 になるため、最低でも育休開始から3ヶ月分の生活費を準備しておくことは必須です。

給付金の詳細については、また別の記事で解説したいと思いますが、育休期間が始まってから固定費を見直したり、育休中の支出をコントロールすることで、我が家の家計では大きな問題にはなりませんでした。

② 職場の反応が気になる

実は育休を取ることを職場に伝えときは内心かなりビビってました(笑)

しかし、実際に伝えてみると職場の反応は、思ったよりポジティブでした。最初は不安だったものの、引き継ぎを終えていざ育休に入ると、周囲のサポートもあり、意外とスムーズに進んだと感じました。

  • 「おめでとう!」と祝福してくれる同僚が多かった。特に、子育て経験のある人からは「絶対に取った方がいい」と背中を押されました。
  • 上司も「しっかり育児を頑張れ」と理解を示してくれた。事前に業務計画を立て、引き継ぎをしっかり進めたことで、職場の協力も得ることができました。
  • 一部には「男が育休を半年もとるの?」という古い価値観を持った人もいましたが、少数派。むしろ「育休を取れる環境がうらやましいな」と言われることもありました。

特に大変だったのは業務の引き継ぎです。妻が出産を控えていて、プライベートも仕事も忙しい中で準備を進めるのは簡単ではなく、むしろ育休直前は普段以上にバタバタしてしまいました。

「こんな状態で本当に引き継ぎできるのか?」と不安は絶えませんでしたが、結果的には同僚が協力してくれ、なんとかなったというのが実感です。

③ 育休がキャリアに悪影響を与えるのでは

また育休期間の収入ダウンのみでなく、将来的に「育休を取ると出世に響くのでは?」「仕事ができない人ほど育休を取るという偏見があるのでは?」という不安も感じていました。

しかし、そのことを上司に相談した際に言われたのは意外な言葉でした。

「1年や2年休んだところで、40年以上ある仕事人生への影響は些細なものだよ。気にするほどのことではないから、安心して取りなさい。」

自分一人で考えていると不安ばかり大きくなりますが、確かに40分の1を休んだだけで大きくキャリアが変わるわけではないのかもしれないな、と上司の言葉で気持ちが軽くなりました。

また実際に復職した後も、大きなキャリアの後退は感じませんでした。それどころか、「育児と仕事を両立できる力がある」と評価される場面が増えました。 自分のキャリアへの影響に不安がある場合は、上司と事前に復職後の働き方について相談しておくのが安心ですね。

まとめ

実際に育休を取るまでは、収入や職場の反応、キャリアへの影響など多くの不安がありました。しかし、経験してみてわかったのは、「育休を取る価値は想像以上に大きいということです。

✅ 育児の喜びを存分に味わえ、子どもの成長を間近で感じられる
✅ 仕事から一歩離れることで、自分自身もリフレッシュできる
✅ 育休前に感じていた不安は、ほとんどが準備次第で解決可能
✅ 復職後も大きなキャリアの後退はなく、むしろポジティブな評価を受けることも

もちろん、育休を取るためには事前の準備が必要ですが、それ以上に得られるものは大きいです。もし、育休を取るか迷っているなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

「育休を取れる環境なら、迷わず1年間取るべき!」
これが、実際に育休を取ったパパとしての率直な本音です。

赤ちゃんの成長は想像以上に早く、毎週のように新しい発見があります。一生に一度だけの時間、たった1年だけでも育休を取って家族との時間を大事にしてみませんか?

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この記事を書いた人

育休半年取得のパパが発信🍼|実体験ベースの育児情報ブログ
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